【川崎で虫歯治療】虫歯が痛むときの応急処置の方法について

虫歯が痛むときは、我慢せずに歯科クリニックに通うのが大前提です。

しかし、診療時間外に急に痛み出したときや、仕事などが忙しくて通院時間が確保できないときなどは、とりあえず応急処置を施す必要があります。

ここからは、虫歯が痛むときの応急処置の方法について解説したいと思います。

虫歯が痛むときの応急処置の方法6選

虫歯の痛みがあるものの、すぐに歯科クリニックに通えないという状況のときは、以下のような応急処置を行いましょう。

・鎮痛剤の服用
・患部を冷やす
・ツボを押す
・ブラッシングをする
・塩水でうがいをする
・正露丸を詰める

鎮痛剤の服用

虫歯の症状がひどく、激痛を感じているような場合に実践したいのが、鎮痛剤の服用です。

歯科クリニックで処方してもらえる鎮痛剤の代表格といえばロキソニンですが、薬局でも“ロキソニンS”という名称で販売されています。

また、鎮痛剤には他にもボルタレンやバファリン、カロナールなどが挙げられます。

もちろん、痛みがひどいからといって規定量より多く飲んだり、時間を空けずに飲んだりするのはNGです。

患部を冷やす

歯痛の主な原因は、歯の中の血液量の増加による神経の圧迫です。

そのため、血液の流れを一時的に抑えるために患部を冷やすのは効果的です。

具体的には、氷や保冷剤などをタオルで巻き、外側から患部を冷やすことをおすすめします。

ただし、歯周病や知覚過敏などの症状がある方は、冷えることでより痛みが増すケースもあるため、注意してください。

ツボを押す

虫歯が痛むときの応急処置としては、痛みに効くツボを刺激する方法も挙げられます。

ツボの一つである合谷は、脳内伝達物質のβ-エンドルフィン分泌を促すと言われています。

β-エンドルフィンには、モルヒネのような働きがあり、鎮痛作用があります。

また、合谷は親指と人さし指の骨が交わるところにあり、ゆっくりと優しく押すことで、ズキズキとした虫歯の痛みが治まる可能性があります。

ブラッシングをする

虫歯が痛む場合、歯に穴が空き、食べカスが浸入することで、痛みが発生していることがあります。

このような場合は、歯磨きをしたり口をゆすいだりすると効果的です。

また、なかなか食べカスが取れない時は、デンタルフロスや歯間ブラシも駆使しながら、食べカスを取り除くことをおすすめします。

塩水でうがいをする

虫歯の痛みがひどい場合は、常温の塩水でうがいをするのも効果的です。

うがいをすると、「虫歯に染みてかえって痛くなるのでないか」と思う方もいるかもしれませんが、塩水を使用すれば、塩の効果で菌を少なくすることができます。

また、イソジンを使用してうがいをしても、同じように痛みを和らげることができます。

ただ水でうがいをするよりは、菌の活動の抑制を促してくれるため、こちらは手軽な応急処置の一つだと言えます。

正露丸を詰める

正露丸は、腹痛の際に用いられる薬というイメージが強いですが、実は歯痛を抑える成分が含まれています。

こちらの効果については、正露丸のパッケージにも公式に記載されています。

そのため、応急処置として、正露丸を詰める方法は有効です。

患部に直接作用することから、鎮痛薬を服用するよりも、即効性は高いと言えます。

虫歯が痛むときにやってはいけないことについて

虫歯の痛みがある際は、上記のような応急処置を実践した上で、以下の行動を避けるようにしましょう。

・患部を触る
・飲酒
・喫煙

患部を触る

虫歯が痛いからといって、患部あたりを押したり、爪楊枝などで触ったりするのはやめましょう。

痛みの緩和のために、詰まった食べカスなどを取る場合は、できるだけ優しく触れ、中を強く刺激しないことを心掛けてください。

また、直に指で触ると、患部に細菌が侵入するリスクがあります。

こちらは、炎症を助長し、痛みだけでなく、虫歯の症状の悪化させることにもつながりかねません。

飲酒

飲酒は血圧を上げる行為のため、虫歯によって口の中に炎症が出ているときは、血流を上げてしまい、かえって炎症を悪化させるおそれがあります。

そのため、せっかく鎮痛剤を飲んだり、患部を冷やしたりして痛みを軽減しても、お酒を飲んで血圧が上がると、再びズキズキと痛むことが考えられます。

喫煙

タバコを吸うと、口内の唾液の量が減少し、乾燥した状態になります。

また、唾液が減ると汚れを洗い流す作用が発揮されず、口の中には汚れが残ってこびりついたままになってしまうため、より不衛生な状態になります。

これにより、虫歯が痛い部分も悪化するおそれがあるため、注意が必要です。

まとめ

ここまで、虫歯が痛むときの応急処置の方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

すぐに歯科クリニックに通えない場合は、自宅にあるものや、薬局で販売されているものなどを活用することで、ある程度痛みが和らぎます。

ただし、一時的に痛みが軽減されたとしても、根本的に虫歯を治すことはできないため、できるだけ早く歯科クリニックに通うことを忘れてはいけません。

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