【川崎で虫歯治療】虫歯治療後に歯がズキズキと痛む原因

虫歯治療を行うことにより、一切痛みがなくなると考えている方もいるかもしれませんが、実際はそうとは限りません。

虫歯の症状自体が改善しても、治療後に痛みが出ることは十分考えられます。

今回は、虫歯治療後に歯がズキズキと痛む原因と、その対処法について解説したいと思います。

 

虫歯治療後に歯がズキズキと痛む原因6選

虫歯治療を終えた後であっても、ズキズキとした痛みが継続することはあります。

その原因としては、主に以下のことが考えられます。

・一時的に神経が過敏になっている
・神経が衰弱している
・詰め物が神経を圧迫している
・銀歯が熱を伝えている
・長時間の入浴や運動
・患部を触る

 

一時的に神経が過敏になっている

虫歯治療は、虫歯の進行度合いにもよりますが、ドリルで歯をガリガリと削ることがあります。

また、こちらの振動や衝撃が歯の神経に伝わり、一時的な神経過敏を引き起こすことも考えられます。

そのため、虫歯自体は完治しているにもかかわらず、普段であれば何ともないような刺激対しても反応し、痛い、しみる、ズキズキするといった症状が現れます。

 

神経が衰弱している

虫歯が進行し、虫歯菌が歯の深い部分まで入り込み、歯を溶かし続けているケースでは、神経の近くまで虫歯菌が進行しています。

このような場合、神経が衰弱し、ダメージを受けている可能性があり、虫歯を治療した後でも、痛みが出やすくなります。

また、衰弱した神経を除去することは可能ですが、神経を抜くと歯質が弱くなり、破折などのトラブルにつながりやすくなります。

 

詰め物が神経を圧迫している

虫歯を治療した後は、治療箇所に詰め物を詰めますが、こちらが神経を圧迫すると、ズキズキと痛む原因になります。

また、神経を圧迫する原因としては、一部の神経が誤って露出してしまい、その部分に詰め物を入れてしまうことが挙げられます。

その他、銀歯やセラミックなどの詰め物の場合、詰めるときに噛み合わせの調整がうまくいかず、周辺の歯根膜にダメージを与え、痛みにつながることもあります。

 

銀歯が熱を伝えている

虫歯治療後に詰めるのが銀歯である場合、痛みが出やすくなる可能性があります。

こちらは、銀は熱を伝えやすく、入れたばかりの頃は熱いものや冷たいものの刺激を感じやすくなることが理由です。

また、銀歯だけでなく、詰め物の素材が保険適用のプラスチックを使用したものである場合も、同じように日が浅いうちは痛みが出やすい状態になります。

 

長時間の入浴や運動

虫歯治療を行った後、長時間の入浴をすると、ズキズキと患部が痛むことがあります。

こちらは、入浴によって血の巡りが良くなり、痛みが増してしまうことが理由です。

そのため、虫歯治療直後は湯船には浸からず、シャワーだけで済ますことをおすすめします。

その他、激しい運動やアルコールの摂取なども、血行促進と痛みの増加につながるため、避けるのが無難です。

ちなみに、血行が良くなると、患部に血餅というかさぶたのようなものが形成されにくくなり、出血が続くおそれもあります。

 

患部を触る

虫歯治療の後は、患部の違和感が気になり、ついつい舌や指などで触ってしまう方もいるかと思いますが、こちらは避けなければいけません。

先ほども触れたように、治療後は神経が過敏になっていることもあるため、患部を触ると、少しの刺激でも痛みが生じることがあります。

 

虫歯治療後の痛みを一時的に抑えるには?

虫歯治療後の痛みを一時的に抑えるために有効なのは、痛み止めの処方です。

治療内容によっては、歯科クリニックから鎮痛剤を処方されることもありますが、処方されなかった場合は、市販の痛み止めを服用しても構いません。

ただし、痛み止めには即効性があるわけではないため、少しでも痛みを感じたら、早めに服用するようにしましょう。

痛みがピークに達してから服用しても、ほとんど効果を得ることができない可能性が高いです。

 

長期間痛みが治まらない場合は?

虫歯治療後の痛みは、通常長くても数週間程度で治まるケースが多いです。

そのため、治療後1ヶ月以上痛みが続く場合は、すぐに歯科クリニックを訪れるようにしましょう。

また、前回の虫歯治療で神経を残している場合は、神経を除去すべきか慎重に考える必要があります。

神経を除去すると、歯が脆くなり、治療した歯の寿命が縮まる傾向にありますが、日常生活に支障をきたすほどの痛みが生じているときは、そのようなことも言っていられません。

例えば、何も噛んでいないにもかかわらず、耐えがたいほどの痛みが長期間続くようなケースでは、歯科医師に相談し、適切な対処を受ける必要があります。

 

まとめ

ここまで、虫歯治療後に歯がズキズキと痛む原因と、その対処法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

虫歯治療後の痛みをなんとか我慢し、痛みが治まったタイミングが、事実上の治療完了のタイミングだと言えます。

しかし、いつまでも痛みが治まらない場合は、歯や神経などの異常が考えられるため、我慢せずに歯科クリニックに相談しなければいけません。

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