【川崎の歯医者で虫歯治療】虫歯が痛むことによる食事へのデメリットについて

虫歯を発症することによるデメリットは、なんといっても歯の痛みや症状の悪化です。

一度穴が開いた虫歯は自然に完治しないため、放置するということはいつまでも痛みと戦い、いつまでも症状を進行させることを意味します。

また虫歯が痛むことにより、食事にも悪影響を及ぼします。

今回はこちらの内容について解説します。

虫歯が痛むことによる食事へのデメリット5選

虫歯の痛みを放置すると、以下のような食事へのデメリットが生まれます。

・うまく噛めない
・食事内容が制限される
・片噛み癖がつく
・お酒が飲めない
・友人との食事を楽しめない

各項目について詳しく説明します。

うまく噛めない

虫歯の痛みが食事に与える最大のデメリットは、やはりうまく噛めないことです。

虫歯ができているということは、歯に穴が開いているということになります。

穴の部分に食べ物が入ると、歯の神経を刺激してさらに痛みが強くなります。

特に、奥歯は食べ物をすり潰す役割があるため、食事の際は何度も噛み合わせることになります。

この部分に虫歯が生じている場合、当然痛みが出やすいです。

ちなみに、虫歯があることによってうまく噛めないと、食べ物が十分に小さくならないまま体内に送られることになります。

こちらは消化器官の負担を大きくすることにつながり、体調不良を招く原因になることがあります。

食事内容が制限される

食事内容が制限されることも、虫歯が痛むことによる食事へのデメリットです。

先ほど、虫歯が痛むとあまり噛めなくなるという話をしました。

このとき特に注意したいのが、煎餅やナッツ、イカなどの硬いものです。

硬いものは噛んだときの痛みが出やすくなるだけでなく、虫歯の進行具合によっては脆くなった歯に負担がかかり、破損のリスクも高まります。

また硬いもの以外にも、虫歯がある状態で食べるべきではないものはあります。

例えば、糖分の多いものや柑橘類、極端に熱い・冷たいものなどは要注意です。

糖分が多いものは、虫歯菌を増殖させ、さらに歯を溶かす酸をつくり出しやすくなります。

さらにオレンジやグレープフルーツなどの柑橘類については、強い酸が含まれているため、歯の表面を溶かす性質を持っています。

ちなみに明らかに熱いもの、冷たいものについても、痛みのある歯には刺激が強くなることがあります。

温度は食事の美味しさを決定づける重要な要素のため、常温に近いものしか食べられないとなると、食事の満足度は大幅に低下します。

片噛み癖がつく

虫歯が痛むにもかかわらず放置していると、片噛み癖がつくおそれもあります。

片噛み癖は、その名の通り片方の歯ばかりで噛んでしまう癖です。

虫歯の痛みがある場合、無意識に痛む方の歯を避けて食事を摂りがちになります。

その結果、片方の歯ばかり使用してしまうという仕組みです。

また片噛み癖がつくと、顔の筋肉が特定の部分しか使用されないため、反対側とのバランスが崩れてしまうおそれがあります。

これにより、顔の形が以前と変わってしまうことが考えられます。

また肩こりが出やすくなったり、顎関節が外れてしまったりするリスクも高まりますし、さらに虫歯が増加してしまう可能性もあります。

虫歯が増加するのは、噛まない側の歯が唾液による自浄作用を受けにくくなることが原因です。

お酒が飲めない

お酒が飲めないことも、虫歯が痛むことによって生まれる食事のデメリットです。

日頃お酒をたしなむ方の中には、毎日のように晩酌をしているという方もいるかと思います。

アルコールにはリラックス効果などがあるため、晩酌が明日への活力になっているというケースも珍しくありません。

しかし歯が痛む場合、アルコールを摂取することで血流が良くなり、痛みが増幅する可能性があります。

さらに口内を乾燥させ、歯の健康にも悪影響を与えることが考えられます。

ちなみにお酒に酔うことで神経中枢が麻痺し、痛みが和らぐ可能性はありますが、これはあくまで一過性のものです。

友人との食事を楽しめない

虫歯の痛みがある場合、友人などと食事を楽しめなくなる可能性が高いです。

虫歯の痛みを我慢しながら食事を摂る場合、友人との会話に集中できないことが考えられます。

また食事を楽しめないのは、虫歯がある本人だけでなく、友人にも言えることです。

例えば虫歯が重症化して口内で膿を発生させると、強烈な口臭を発生させます。

友人はこちらの口臭が気になり、食事が楽しめないことが考えられます。

口臭は本人がもっとも気付きにくい症状であり、このような状況が続くと、徐々に食事に誘われる機会も減少する可能性があります。

まとめ

食事が人生にもたらす幸福感というものは、非常に大きいです。

そのため、虫歯の痛みを我慢してまで治療せずに放置するというのは、非常にもったいないことです。

また虫歯による口臭などが出た場合、それは本人だけが我慢していれば良いという問題でもなくなります。

虫歯治療に恐怖心を抱いている方も多いかもしれませんが、痛みがある場合は怖がらずに相談してください。

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