【川崎の歯医者で虫歯治療】虫歯の治療費が支払えないときにやってはいけないこととは?

虫歯で歯がボロボロになった方の中には、治療費を支払う余裕がなく放置している方もいるでしょう。

虫歯治療費は重症化するほど高額になるため、支払いが苦しくなることは考えられます。

しかし、だからといって資金の調達方法を誤ってはいけません。

今回は、虫歯の治療費が支払えないときのNG行動について解説します。

歯がボロボロの場合の虫歯治療費はどれくらい?

全体的に虫歯を発症し、歯がボロボロで通常の生活もままならないような状況の場合、治療費はかなり高額になります。

例えば抜歯が必要な場合、保険診療(3割負担)でも1本5,000円前後、自由診療だと5,000~15,000円程度の費用がかかります。

またブリッジを装着する場合、保険診療(3割負担)でも20,000~30,000円程度、自由診療の場合は40,000~130,000円ほど治療費を支払わなければいけません。

もちろん何本も虫歯がある方は、本数に応じて治療費がさらにかさむため、数十万円単位の費用を用意しなければいけないこともあります。

自身の生活費を支払うので精一杯という方は、これほどの費用をなかなか用意できません。

虫歯治療費が支払えないときのNG行動4選

虫歯治療費が支払えない場合でも、何とかボロボロの歯を治療したいと考える方はいるでしょう。

しかし、だからといって以下のような方法は絶対に選択してはいけません。

・カードローン
・違法業者からの借入
・家族や友人からの借金
・クレジットカードの現金化

各項目について詳しく説明します。

カードローン

カードローンは、銀行や消費者金融などの金融機関が提供する個人向けの融資サービスです。

ローン専用のカードや銀行のキャッシュカードを使い、利用限度額の範囲内で必要な金額を借り入れることができます。

今や手軽に現金を手に入れられる方法として一般化していますが、カードローンは金利が高く返済が負担になる可能性が高いです。

そのため、借入時点で一切返済の目途が立っていない場合、利用するのはとても危険です。

またカードローンは何の手続きも必要なく、ATMなどで30万円程度までパッと引き出せてしまいます。

このことから、もはや借金という感覚すら薄れてしまうかもしれません。

簡単に借りられるということは、それなりのデメリットがあるということを肝に銘じておきましょう。

違法業者からの借入

虫歯治療費を支払えない場合であっても、違法業者からの借入は絶対にNGです。

先ほど解説したカードローンなどの場合、賃金業法によって金利の上限額は年率15~20%までと定められています。

しかし違法業者の場合、年率20%以上の多額の金利で貸付を行うケースもあります。

利息が高額なことから一度借入を行うと返済が難しく、返済をするために別の消費者金融や違法業者から借入を行うと、さらなる悪循環に陥ります。

さらに違法業者の場合、返済が遅れると債務者に何らかの危害を加えてくる可能性もあるため、注意してください。

家族や友人からの借金

信頼できる家族や友人などから治療費分を借りるという方法は、もっとも手軽かつ安全な方法だと言えます。

しかし金銭の貸し借りにより、互いの関係性が不安定になってしまうこともあるため、基本的には借りないことをおすすめします。

もし返済できないということになったら、“金の切れ目が縁の切れ目”というように、完全に信頼関係が崩壊してしまうかもしれません。

もし家族や友人に借りるのであれば、返済期日や返済方法、利息などを記載した借用書をつくるなどの対策が必要です。

クレジットカードの現金化

クレジットカードの現金化も、虫歯治療費を支払えないからとって選択してはいけない方法の一つです。

こちらはクレジットカードのショッピング枠を利用し、購入した商品を売却することで、一時的に現金を手に入れる方法です。

購入したものを売却しているだけであるため、一見問題ないように見えますが、通常クレジットカードでは現金化目的のショッピング枠の利用を禁止しています。

もし違反していることが判明すると、クレジットカードの利用ができなくなるだけでなく、強制退会させられたり、残債があれば一括請求されたりするおそれがあります。

正しい虫歯治療費の調達方法

虫歯治療費が支払えない場合、デンタルローンを利用するのがおすすめです。

デンタルローンは歯科クリニックでの支払いに利用できるローンであり、提携金融機関が治療費を立て替え、利用者が後々分割で返済していく仕組みです。

カードローンのように好き放題借りることはできないため、最低限の借入で虫歯治療費を確保できます。

ただし利息や手数料が発生する点はカードローンと同じであり、そもそも審査に通過しなければ利用することができません。

まとめ

虫歯治療費が用意できない方は、資金調達のために行動する前に、まずは歯科クリニックに相談することをおすすめします。

「ボロボロの歯を治したいけどお金がない」と正直に伝えれば、歯科クリニックは適切な対処法についてアドバイスをしてくれます。

また予算が決まっている方は、その金額を提示することにより、予算の範囲内で可能な限り適切な治療計画を立ててくれることもあります。

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