【鶴見・川崎の歯医者】インプラント治療を受けるにあたって知っておきたい注意点とは?

インプラント治療は、見た目の自然さと天然歯のような噛み心地を実現できる治療です。

その総合力の高さから、芸能人の方などに選ばれる機会も多いです。

ただし、一切欠点のない治療なのかというと、決してそういうわけではありません。

今回は、インプラント治療を受けるにあたって知っておきたい注意点について解説します。

インプラント治療の注意点9選

インプラント治療は、歯を失った場合に選択される代表的な治療ですが、以下のような注意点があります。

・追加の治療が必要になることがある
・施術が受けられない場合がある
・神経がダメージを受ける可能性がある
・禁煙期間がある
・治療期間が長い
・治療費が高額
・細菌感染のリスクがある
・金属アレルギーのリスクがある
・治療後も通院が必要

各項目について詳しく説明します。

追加の治療が必要になることがある

インプラント治療では、歯を失った部分に人工歯根を埋入し、その上に上部構造と呼ばれる人工歯を被せます。

しかし、場合によっては追加の治療が必要になることもあります。

具体的には、顎の骨の量が少なかった場合、骨造成手術というものを受けなければいけません。

また骨造成手術を受ける場合、治療期間は長くなりますし、単純にトータルコストもかかりやすくなります。

施術が受けられない場合がある

失った歯をインプラント治療でカバーしたいと考えている方でも、治療を受けられないケースがあります。

例えば、高血圧症や糖尿病の方は感染症のリスクが高く、歯科クリニックで治療を断られることが考えられます。

また顎の骨が極端に弱い場合、骨造成手術を受けてもインプラント治療を安全に受けられるための基準に満たないことがあります。

神経がダメージを受ける可能性がある

歯科クリニックで行われるインプラント治療は、熟練した技術を持つ歯科医師によって行われるものです。

しかし人の手で行われる以上、治療時のミスを完全に排除することはできません。

例えば人工歯根を埋入する際には、歯茎を切開してスペースを確保しますが、このとき口内の血管や神経がダメージを受ける可能性があります。

禁煙期間がある

人工歯根の定着を促すために、インプラント治療前や治療期間中には禁煙期間を設けなければいけません。

こちらは喫煙が血流を悪くし、血管を収縮させて定着に悪影響を与えるからです。

また治療後についても、インプラント周囲炎のリスクを軽減するために、禁煙を行うのが望ましいです。

治療期間が長い

入れ歯やブリッジなどの治療は、一般的に3ヶ月程度で完了するものです。

これに対し、インプラント治療は1年ほどかかることもあり、根気強く歯科クリニックに通う必要があります。

またインプラント治療の期間が長い理由としては、人工歯根と顎の骨の結合に時間がかかることが挙げられます。

治療費が高額

保険が適用されない自由診療であるインプラント治療は、治療費が高額になりやすいです。

なぜ保険が適用されないのかというと、人工歯根や上部構造などの材料費が高く、なおかつ人件費や検査費用も高額になるからです。

もちろん金額に見合っただけのメリットはありますが、コストパフォーマンスについてどう感じるかは人それぞれです。

細菌感染のリスクがある

外科治療を伴うインプラント治療では、細菌感染のリスクも生じます。

具体的には、施術に伴って歯茎を切開したとき、そこに細菌が入り込む可能性があります。

治療中の細菌感染については、衛生管理が徹底されている歯科クリニックを選ぶことである程度回避できます。

しかし、問題なのは治療後の細菌感染リスクです。

歯科医師の指示に従い、適切なセルフケアを行っていなければ、細菌感染によるインプラント周囲炎などのリスクが高まります。

金属アレルギーのリスクがある

インプラントに使用される金属はチタンというものであり、こちらは生体との親和性が極めて高いことで知られています。

つまり、金属アレルギーが起こる可能性は低いということです。

しかし、金属素材である以上、必ずしも金属アレルギーが起こらないとは限りません。

チタンアレルギーを持つ方も稀に存在するため、必ず事前に検査を受けるようにしましょう。

治療後も通院が必要

人工歯根を埋め込み、上部構造を被せたらインプラント治療は完了です。

しかし治療後もメンテナンスをしなければいけないという意味では、治療の完了は存在しないと言っても過言ではありません。

またインプラント治療後のメンテナンスは、最低でも数ヶ月に1回は通う必要があります。

こちらを怠ると、インプラントに問題が生じていてもなかなか気付けません。

まとめ

歯科クリニックで治療法を選択するとき、メリットばかりに目が行っているようではいけません。

メリットだけでなく注意点もあわせて知ることにより、治療後に「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性が低くなります。

そのため、インプラントに大きな魅力を感じている方でも、一度冷静になってメリット・デメリットを見比べてみましょう。

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