歯科クリニックが取り扱うホワイトニングは、主にオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2つに分かれます。
また2つを組み合わせるのがデュアルホワイトニングであり、こちらは持続期間のメリットが大きいホワイトニング方法です。
今回は、デュアルホワイトニングの持続期間に関することを中心に解説します。
デュアルホワイトニングは効果の持続期間が長い
デュアルホワイトニングは、数あるホワイトニング方法の中でも、もっとも効果を長く持続することができます。
具体的には、施術後1~2年は歯の白さを維持できるケースが多いです。
もちろん、こちらの期間は施術後のメンテナンスの頻度によって変わってきます。
しっかり数ヶ月に一度、継続的に歯科クリニックでメンテナンスを受けていれば、より効果は長続きします。
一方メンテナンスに通わなかったり、施術後着色しやすいものを頻繁に食べていたりすると、1年ももたずに後戻りが起こってしまうことも考えられます。
デュアルホワイトニングの持続期間が長い理由
デュアルホワイトニングの効果が長続きする理由としては、やはり2種類のホワイトニングを同時に行うことが挙げられます。
オフィスホワイトニングは歯科クリニックで施術を行うホワイトニングで、薬剤を塗布した歯にレーザーを照射します。
またホームホワイトニングは、患者さんがマウスピースを用い、自宅で行うホワイトニングです。
これらの恩恵を両方受けられるため、必然的に白さが長持ちしやすいという仕組みです。
デュアルホワイトニングは即効性も高い
デュアルホワイトニングは効果が長続きするだけでなく、効果が出るまでの期間も短いのが特徴です。
オフィスホワイトニングを一度行うだけでも、歯はかなり白くなるとされています。
1回目の施術前と施術後を比較したとき、ほとんどの患者さんが白さを実感できるほどです。
デュアルホワイトニングは、ただでさえ即効性の高いオフィスホワイトニングにホームホワイトニングを組み合わせます。
そのため、理想の白さを実現するまでの期間は、1~3ヶ月程度であることが多いです。
ちなみにデュアルホワイトニングは即効性が高いことから、結婚式など大事なイベントを控える方にも人気の手法となっています。
結婚式当日までに、デュアルホワイトニングでスピーディーに歯を白くし、結婚式での印象や写真映りを良くしようと考える方が多いです。
ホワイトニングの効果そのものが高いのもメリット
デュアルホワイトニングは白さが持続する期間が長く、なおかつ早期に白さを実感しやすいです。
さらにホワイトニングの効果、つまり歯を白くする効果も高いのがメリットです。
ホームホワイトニングを単独で行う場合、効果の持続期間は長いものの、理想とする白い歯は実現できないことがあります。
こちらは、ホームホワイトニングが効果のマイルドな薬剤を使用し、少しずつ歯を白くしていく方法だからです。
一方デュアルホワイトニングは、強めの薬剤を使用するオフィスホワイトニングも併用します。
そのため、歯の黄ばみがひどい方でも安心して行うことが可能です。
持続期間をより長くする方法
デュアルホワイトニングの持続期間をさらに延ばすには、歯科クリニックでのメンテナンスの他、セルフケアや生活習慣の改善が求められます。
こまめにブラッシングをすることにより、歯の着色は防ぎやすくなります。
外出中や仕事中など、ブラッシングをするのが難しい場合は、うがいだけでも行うことをおすすめします。
また特にホワイトニング直後は着色が起こりやすいです。
そのためカレーやコーヒー、お茶やベリー系のフルーツなど、色が付きやすい飲食物は避けるようにしましょう。
これらの食品を頻繁に摂取してしまうと、数ヶ月程度で歯の白さに陰りが見られることもあります。
ケチャップやソースなど、色が濃い調味料にも注意が必要です。
その他、喫煙を控えることも、デュアルホワイトニングの持続期間を延ばすことにつながります。
タバコのヤニが歯に付着すると、歯全体が黄色くなり白さが失われます。
デュアルホワイトニングにおける注意点
デュアルホワイトニングは持続期間以外にもさまざまなメリットのある方法ですが、他のホワイトニングを単独で行う場合よりも費用は高くなります。
種類の異なる施術を行うわけですから、こちらは致し方ありません。
またデュアルホワイトニングを行う場合、歯科クリニックでホワイトニングを受ける時間、自宅でホワイトニングを行う時間を両方確保しなければいけません。
そのため、仕事や育児などで時間がない方にとっては少し難しい施術になります。
まとめ
ホワイトニングは効果の持続期間が長ければ長いほど、良い印象を保ちやすくなりますし、自信を持って笑える期間も長くなります。
そのため、なるべく白い歯をキープしたいという方は、デュアルホワイトニングを受けることを検討しましょう。
費用面や施術の手間などに課題はありますが、もっとも効果を実感しやすいホワイトニング方法であることは間違いありません。