大学などに進学するタイミングで、一人暮らしを始めるという学生の方も少なくありません。
またこのような方は、これから始まる新生活に胸を躍らせていることでしょう。
しかし、一人暮らしの学生の方は虫歯のリスクが高くなりがちなため、注意が必要です。
今回は、なぜ虫歯のリスクが高まるのかについて解説します。
一人暮らしの学生の虫歯リスクが高い理由6選
以下のような理由により、一人暮らしの学生は虫歯を発症しやすくなります。
・ブラッシングが不十分になりやすい
・好きなときに好きなものを食べやすい
・栄養不足になりやすい
・アルコールの影響を受けやすい
・定期検診を受ける機会が減る
・スポーツの影響を受けやすい
各項目について詳しく説明します。
ブラッシングが不十分になりやすい
一人暮らしの学生は、実家にいたときよりもブラッシングが不十分になりやすく、こちらが虫歯リスクを高めます。
実家に住んでいる場合、親からブラッシングを促されることが多いです。
また他の家族が毎日ブラッシングをしているのを見ることで、自然と歯を磨いていたという方も多いかと思います。
しかし、一人暮らしになると、ブラッシングについて指摘する人は誰もいなくなります。
いつ磨こうが、どれだけの時間をかけようが、すべて自由です。
そのため、実家で口うるさくブラッシングについて指摘されていた方は、反動からあまりブラッシングをしなくなることが考えられます。
さらに一人暮らしの場合、夜遅くや朝方まで遊び、帰ってきてそのまま寝てしまうという機会も増えます。
このとき、ブラッシングをせずに寝るケースは非常に多いです。
好きなときに好きなものを食べやすい
好きなときに好きなものを食べてしまいやすいことも、一人暮らしの学生の虫歯リスクが高まる理由です。
例えば朝食を一切摂らなかったり、夜遅くに高カロリーなものを食べたりといった食生活は、一人暮らしの学生にはありがちです。
しかし、食事を摂る時間とブラッシングの時間をしっかり決めておかないと、虫歯を発症しやすくなります。
好きな時間に食べたり飲んだりしていると、口内が酸性に傾いている時間が長くなります。
この間は、虫歯菌によって徐々に歯が溶かされているため、虫歯を予防するには酸性の時間をなるべく短くしなければいけません。
栄養不足になりやすい
一人暮らしの学生は栄養不足になりやすく、こちらも虫歯を誘発します。
実家にいるときから料理をしている方であれば良いですが、一切料理をしてこなかった方は、購入したものや外食で食事を済ませがちです。
またこのとき、栄養バランスを考慮せず、ジャンクフードのようなものばかり摂ってしまう方もいます。
栄養が不足すると、免疫力の低下につながり、虫歯を発症しやすくなってしまうことがあります。
そのため一人暮らしであっても、虫歯予防に効果的な栄養素は摂取しなければいけません。
具体的にはカルシウムやビタミンD、ビタミンAやリン、フッ素といった栄養素の摂取が望ましいです。
アルコールの影響を受けやすい
一人暮らしをする学生の中には、20歳になったことを気にお酒を飲み始める方も多いでしょう。
しかし、アルコールは虫歯を予防するにあたって、あまり良い習慣ではありません。
アルコールには、利尿作用によって全身の水分を減らしてしまう効果があります。
こちらは唾液の分泌量の減少、虫歯の発症につながります。
またアルコールはダラダラ飲んでしまうことにより、口内を酸性に傾ける時間が長くなります。
特にお酒を飲み始めたばかりの学生の中には、無茶な飲み方をしてしまう方も多く、これらのリスクがさらに高まることが予想されます。
定期検診を受ける機会が減る
一人暮らしを始めた学生の方は、歯科クリニックで定期検診を受ける機会が減少します。
こちらは、虫歯を早期発見しにくくなることにつながります。
実家にいるときは、まだ家族などの助言があり、度々定期検診を受けられる可能性があります。
しかし一人暮らしの学生は、学業だけでなく部活動や家事などもこなさなければいけないため、定期検診に通う時間をなかなか確保できません。
スポーツの影響を受けやすい
一人暮らしの学生だけに限ったことではありませんが、学生の中には部活動などでスポーツを行っている方も多いです。
スポーツにも、虫歯を発症するリスクは潜んでいるため、注意が必要です。
スポーツは唾液の分泌量の減少、糖分の過剰摂取といった虫歯リスクを高める要素がいくつかあります。
またスポーツ中は食いしばる機会が多く、これによって歯が割れたり欠けたりすると、その隙間から虫歯菌が侵入しやすくなります。
まとめ
学生が一人暮らしをする最大のメリットは、やはり生活におけるすべてが自由になるという点です。
しかしこちらを言い換えると、近くで自分を律してくれる人がいない、すべて自分で管理しなければいけないということになります。
実家にいるときからブラッシングが面倒に感じていたり、歯科クリニックに苦手意識があったりした方は、特に意識して自己管理をしなければいけません。