【鶴見・川崎の歯医者】歯がボロボロになる主な原因とは?

歯がボロボロになると、食事の制限は多くなってしまいますし、場合によって歯や歯茎の痛みや口臭などを発症することもあります。

また発音の問題や、顔の形状変化による自己意識の低下なども起こり得るため、できる限り避けなければいけません。

今回は、歯がボロボロになる主な原因について解説します。

歯がボロボロになる主な原因6選

知らず知らずのうちに歯がボロボロになってしまう原因としては、主に以下のことが挙げられます。

・虫歯、歯周病
・歯ぎしり、外傷
・酸蝕歯
・栄養不足
・口腔乾燥症
・病気や健康状態

各項目について詳しく説明します。

虫歯、歯周病

虫歯や歯周病は、歯をボロボロにしてしまう原因としてもっとも多く見られる症状です。

虫歯は歯の表面に付着した細菌が食べカスを分解し、酸を生成することで発症します。

その後酸が歯のエナメル質を溶かし、内部にまで進行すると、象牙質や歯髄といった組織にまでダメージが及びます。

最終的に歯の神経である歯髄が死んでしまうと、歯が溶けてボロボロになります。

また歯周病も食べカスやプラークから引き起こされるもので、進行すると歯茎の炎症が起こり、歯周ポケットと呼ばれる溝にプラークが溜まります。

さらに歯周病が重度になると、歯茎の炎症がひどくなり、歯を支える歯槽骨が溶けてしまいます。

歯槽骨が溶けると歯を支えるのが困難になり、最終的に歯がグラグラと揺れ始め、自然に抜けたりボロボロになったりします。

歯ぎしり、外傷

歯ぎしりが強い方や何らかの外傷を受けた方も、歯がボロボロになってしまう可能性があります。

歯ぎしりは、主に就寝時に起こるものであり、上下の歯を強い力でギリギリとこすり合わせる症状です。

無意識のうちに行われるためあまり自覚はありませんが、実際は歯ぎしりによって数百kgもの力が歯にかかっています。

もちろん歯ぎしりをしていることに気付かず放置していると、次第に歯が弱って割れたり、全体的にボロボロの状態になったりします。

ちなみに歯ぎしりや食いしばりは、日中起きているとき無意識に行っていることもあります。

またスポーツや交通事故、転倒などによって歯が耐える範囲を超えた衝撃がかかると、歯が割れることがあります。

コンタクトスポーツをしている方は、マウスピースを装着しているケースも多いですが、スポーツをしていない方に比べると歯がボロボロになるリスクは高いと言えます。

酸蝕歯

酸蝕歯とは、酸性の強いものが頻繁に直接歯に触れることで、エナメル質が溶けてしまった歯のことをいいます。

例えば炭酸飲料の常飲、持病による胃液の逆流などが原因として考えられます。

また酸蝕歯には、冷たいものや温かいものがしみやすくなったり、エナメル質が透けて歯が黄色く見えたりといった特徴があります。

さらに歯が薄くなり、先端や角が丸みを帯びることもあり、このような歯は耐久性が低くボロボロになることも十分に考えられます。

特に30代で酸蝕歯が進行した場合は、歯の表面が大きく削られ、ボロボロになっている可能性があります。

ちなみに酸蝕歯が欠けたり神経が露出したりしていると、食事が困難になるだけでなく、見た目にも大きな影響を及ぼします。

栄養不足

日々の栄養が足りていないことにより、歯がボロボロになってしまうというケースもあります。

例えば、ホウレンソウやケールといった葉物野菜には、歯を強くするカルシウムやリンが豊富に含まれています。

そのため、これらの摂取量が少なくなると、必然的に歯がボロボロになるリスクは高まります。

またエナメル質の修復を助けるビタミンDはサーモンやマグロ、歯や歯茎の健康に欠かせないビタミンCは柑橘系のフルーツや野菜に多く含まれています。

これらを日頃摂取していない方も、栄養不足で歯が弱くなり、他の要因と組み合わさって歯がボロボロになることが考えられます。

口腔乾燥症

口腔乾燥症とはドライマウスとも呼ばれるもので、さまざまな原因で唾液の分泌量が低下し、口内が異常に乾燥している状態のことを指します。

糖尿病や腎不全などの疾患を介して起こることもあれば、ストレスや筋力の低下、薬剤の副作用で起こることもあります。

また口腔乾燥症になると、口内の自浄作用が知恵化し、細菌が繁殖しやすい環境になります。

その結果、虫歯菌や歯周病菌が増加し、歯がボロボロになる可能性があります。

病気や健康状態

一部の全身疾患や健康状態も、歯がボロボロになる原因として挙げられます。

例えば代表的な生活習慣病である糖尿病は、歯や歯茎に影響を及ぼし、歯がボロボロになるリスクを高めます。

また自己免疫疾患や遺伝的な条件についても、歯の健康に影響を与える可能性があります。

まとめ

冒頭でも触れたように、歯がボロボロになると生活における支障や問題が生じます。

そのため原因が何であれ、歯がボロボロの方は一度歯科クリニックのカウンセリングを受けてみましょう。

審美性のクラウンや入れ歯などにより、歯を失った部分をカバーすることで、見違えるように口元の見た目は良くなりますし、生活の質も向上します。

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