審美歯科

「美しさ」を求めて~
審美歯科という選択肢

歯科医院は、歯や口腔内の治療を行うためだけにあるわけではありません。「より美しい口元を手に入れたい」という人の望を叶える場所でもあります。
ここでは「審美歯科」をキーワードに、

  • 審美歯科の意味と歴史
  • 審美歯科と一般歯科との違い
  • 審美歯科でできること

について解説していきます。

審美歯科という選択肢

「審美歯科」とは
どういうもの?
その歴史について

審美歯科は、一般歯科とは異なり、「歯の治療」「口のトラブルの解消」を目的とはしていません(ただし審美歯科の診療の過程のなかで、これらのトラブルに対してのアプローチが必要と判断されたり、審美歯科で行う施術が結果的に歯・口のトラブルの解消につながったりすることはあります)。

審美歯科の目的は、「より美しい歯・口元を手に入れるために、さまざまな施術をすること」にあります。

この審美歯科の歴史は意外なほどに古く、ローマ時代にまでさかのぼることができます。紀元前30年から活躍していた医師・ケルズは、その時代において、すでに「黒くなってしまった歯を白くするためにはどうしたらよいか」を人々に教えていました。
ちなみにそのときの技は、「黒くなった部分をまず磨き、ばらの歯の粉末と木の葉の虫食いの塊と乳香樹脂を合わせたものでさらに磨き上げ、ワインで繰り返しうがいをする」というものでした。

審美歯科の歴史はそれからも脈々と受け継がれています。たとえば石器時代においては、マヤ人は自分の歯に美しい宝石を埋め込んだとされています。日本に目を向ければ、既婚の女性がしていた「おはぐろ(お歯黒)」もまた審美歯科の領域だといえるでしょう。

さらにこの審美歯科の歴史は「人工歯」にも及びます。
現在でも「欠損した歯の代替品」として使われているブリッジですが、このブリッジを金の糸で作っていたという表記が残されています。

審美歯科と一般歯科では
どのような違いがある?

上記で述べたように、審美歯科は昔から人と長く共にありました。ここからはこの「審美歯科」と、「一般歯科」の違いについて注目します。

ひとつずつ解説していきます。

目的の違い

上でも述べたように、審美歯科は「歯や口元を美しくすること」を主な目的とします。対して一般歯科の場合は、虫歯などに代表される「歯や口のトラブル」を解消することを第一の目的とします。

一般歯科における施術が結果的に審美歯科の領域に及ぶことがあったり)たとえばPMTCによって歯の表面がきれいになるなど)、審美歯科の施術によって歯のトラブルが解消したりすることはありますし、審美歯科も当然「機能面」は考えます。
しかし、主な目的が異なる点は押さえておかなければなりません。

保険適用かどうか

日本では「国民皆保険」の考えがあるため、人が生きることに必要な治療に関しては保険が適用されます。この保険制度によって、自己負担額は0割~3割に抑えられます。
一般歯科の治療領域は、基本的にはこの保険適用範囲内に収まります(※ただしインプラントなどの一部の特別なアプローチは保険対象とはなりません)。

しかし審美歯科の場合は、「本来ならば必要ではない『美しくなるため』に行うものである」ということから、保険は適用されません。
そのため、一般歯科にかかる場合に比べて費用が高くなりがちです。また、各病院で異なる価格が設定されているというのも大きな特徴です。

場合によっては病院の選択肢が異なってくることも

あまりないことではありますが、場合によっては「選ぶべき病院の選択肢が変わってくること」も理解しておく必要があります。
多くの歯科医院は、「一般歯科も、審美歯科も」というスタイルを取っていますが(当院もこのスタイルです)、病院によっては「審美歯科専門」などのようにしていることもあります。

また、おそらく一般歯科しかないところもあるかと思われるので、行く前には一度確認した方がよいでしょう。

審美歯科、
どんなことができるの?

審美歯科で取り扱っている施術内容は、各病院によって異なります。
ここではふたば歯科クリニックの取り扱っている施術内容を取り上げて、ごく簡単に解説していきます。

PMTC

専用の機材や材料を使って、歯を磨いていくことをいいます。これは一般歯科でも使われるものですが、歯垢(プラーク)を除去し、歯の表面のぬめりを取り、歯本来の白さに導きます。
また、歯周病などによる口臭を抑える効果も見込めます。

PMTC

審美補綴

上でも少し述べましたが、「歯の治療」において、保険対象外となる選択肢を選ぶことができます。
たとえば、通常の保険診療内での治療の場合は「銀歯」になるところを、セラミックを使ったものにする……などです。
自然で美しい輝きを持ち、時間の経過による変色が生まれにくいのがセラミックの特徴です。

セラミックのリスクと致しまして、個人差により、ごく稀に欠けてしまう可能性がございます。

審美補綴

ホワイトニング

歯を白く美しくするための方法です。
このホワイトニングはある程度時間がかかるものであり、気長に取り組む必要があります。また、効果は永続的ではなく、半年~1年程度でまた色は戻っていきます。
結婚式に向けて歯を白くしたい!」という人には非常におすすめです。

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ホワイトニング

インプラント

通常、人は歯を失うと、「入れ歯」というかたちでそれを補うことになります。
しかし保険診療外の治療になることを覚悟すれば、「インプラント」という選択肢も選べます。
インプラントは顎の骨にアプローチして人工的な歯を入れていく方法であり、自然な噛み心地と美しい色を持ちます。
このため、審美歯科の領域でもたびたび取り上げられます。

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インプラント

矯正歯科

ワイヤーなどを使って歯並びを矯正していく方法です。
子どものものと思われがちですが、実際は大人でも取り組めるものです。
矯正を完了するには長い時間がかかりますが、「歯並びの悪さゆえに人前で笑うことが苦痛である」という人にしっかり寄り添ってくれることでしょう。

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矯正歯科

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